基盤整備を契機とした組合の立ち上げ
Aさんは、基盤整備事業を契機に近隣の農家で組合を設立されました。震災後、農地の保全管理を行いながら、水稲や大豆、玉ねぎなどの作付けを行っています。
独学と他県・研究機関との連携で培った技術の歩み
組合設立後、まず初めに作った作物は大豆でした。その後、水稲、玉ねぎと栽培する品種を増やしていきました。元々Aさんは梨を栽培されていたそうで、玉ねぎや大豆などを栽培したことがなく、知識や技術がゼロからのスタートでした。他県の産地から防除や生育に関しての知識を聞いて学んだり、国の研究機関などからも協力していただき、一歩ずつ技術を向上させていきました。
業務用から「青果用」へ。設備投資と技術向上で見えた次のステージ
今後の目標は、単収を上げること。玉ねぎは設立当初、サイズや形が不揃いでも構わない業務用として生産をスタートしましたが、技術の向上や設備のアップグレードをするにつれて安定して大きなサイズも出荷できるようになったため、今後は単価の高い青果用への移行をしていきたいと考えています。
この土地に合った「独自の栽培方法」の確立へ
様々な玉ねぎの産地から栽培方法を聞いたり、見学などしてきましたが、やり方を真似するのではなく、この地区の土地にあった栽培方法を確立し、毎年目標としている出荷量を安定して生産できるようにしていきたいです。
農業への実直な姿勢が話す言葉にも表れているのを力強く感じられました。





